伊勢原市の屋根・外壁塗装工事の施工事例／M様邸

2025 6/29

2025年6月29日 2025年6月29日

屋根・外壁塗装工事

BEFORE

AFTER

エリア	伊勢原市
工事内容	屋根塗装・外壁塗装
建物種別	戸建て
屋根材・外壁材	セメント瓦、モニエル瓦
金額（税込）	128万円

モニエル瓦の魅力を活かして再生。屋根・外壁塗装で洗練された外観に整えました

屋根・外壁の素材に応じた塗料を選定し、機能性と美観を両立した仕上がりに

このたびM様邸より、屋根・外壁の塗装工事をご依頼いただきました。丸みを帯びたデザインが美しいモニエル瓦の屋根には、色あせや苔が見られ、外壁のサイディングにも経年劣化が見受けられたため、まずはしっかりと洗浄を行い、丁寧な塗装を計画しました。

施工にあたっては、塗装前に屋根の棟や外壁のひび割れなどを補修。ケレンなど下地処理から丁寧に行い、塗膜の耐久性を高める土台を整えました。屋根には下塗りを丁寧に施してから「リリーフNADシリコン」で仕上げ塗りを実施。外壁には「シルビアNADシリコン」を採用し、高耐候性と美しい艶感を両立しました。これを機に外観のカラーチェンジも行い、柔らかな雰囲気はそのままに、洗練された印象が備わりました。さらに軒天や破風、雨樋などの付帯部も丁寧に塗装し、細部まで調和のとれた外観に整えました。

施工前の状態

伊勢原市の屋根・外壁塗装工事の施工事例／M様邸／施工前 — 屋根には色あせや苔が見られ、外壁も経年劣化が生じていました。

施工内容のご紹介

まずは塗装前の下準備を行います

塗装工事のはじめには、まず足場を設置し、建物全体を高圧洗浄でしっかりと洗い上げます。洗浄の目的は、塗装面の汚れや古い塗膜を取り除き、新しい塗料の密着性を高めるためです。これにより、塗膜の剥がれや早期劣化を防ぎ、建物の耐久性を高めることができます。

準備工事の中でも特に重要なのが、シーリング工事です。サイディングボードの継ぎ目やサッシまわりなどに施されたシーリングは、建物の防水性を保つ大切な役割を担っています。紫外線や熱の影響で徐々に劣化していくため、屋根・外壁の塗装と同時に交換するのがおすすめです。古いシーリング材を撤去し、養生、プライマー塗布、シーリング材の充填といった工程を経て、新しいものに打ち替えていきます。

また、劣化した塗膜や錆などを取り除く「ケレン」と呼ばれる作業も行います。ケレンは手作業で行うことが多く、時間と手間がかかりますが、塗装の仕上がりを左右する大切な工程です。

このように、塗装工事では下準備から丁寧に取り組むことで、仕上がりの美しさと長持ちする性能を実現しているのです。

補修が必要な箇所には適切な工事を！

屋根材や外壁材そのものの傷みについては、現地調査の段階で必ず確認し、必要に応じて塗装前に補修を行います。塗装はあくまで“保護”のための仕上げであり、下地が傷んだままでは塗料の効果が十分に発揮されず、早期に劣化が進んでしまう恐れがあります。そのため、傷んだ下地を整える補修作業は、塗装の耐久性を左右する大切な工程のひとつなのです。
今回のM様邸でも、屋根の棟部分の漆喰補修や釘の打ち直し、外壁サイディングのひび割れ補修など、各所にしっかりと手を加えました。

いよいよ屋根・外壁の塗装へと工事を進めていきます

塗装工事では、屋根材や外壁材の種類や劣化の状態、必要な性能に応じて選定した塗料を使用します。また、下塗りと上塗りとでは役割が異なるため、それぞれ別の塗料を使用します。このたびのM様邸の屋根は、豊富なカラーバリエーションとデザインが魅力的なモニエル瓦。防水性、断熱性も高く、その機能性を守るためにも定期的な塗装をおすすめします。

はじめに屋根の下塗りを行います。モニエル瓦特有の劣化した着色層を守るため、今回は下塗りを２回重ねて行いました。その後、日本特殊塗料「リリーフNADシリコン」を使用して上塗りを２回行いました。丁寧な下塗りにより、上塗り塗料としっかり密着させることができます。

同様にサイディング外壁にも、下塗り、上塗りと重ね塗りを施していきます。上塗りには「シルビアNADシリコン」を採用し、高い耐侯性と美しい仕上がりを実現しました。