伊勢原市のI様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「伊勢原市 I様邸 屋根塗装・外壁塗装 軒天の劣化症状 エバーロックでの塗装」は、こちらのページです。
今回は、破風と窓の木部化粧板の中塗り・上塗りの様子についてお伝えします!
破風って何? 中塗り・上塗りの様子
破風(はふ)という言葉を聞いた事がない、という方は多いのではないでしょうか。
破風は、屋根の側面に付いている板で、主に3つの役割があります。
- 屋根が強風で浮いたり飛んだりするのを防ぐ
- 雨水が屋根に入り込まないようにする
- 屋根をスッキリ美しく見せる
屋根というのは上から吹く風には強いのですが、横や下から吹く風に弱いという特徴があります。
破風は名前の通り風を破る板です。
破風がある事で横や下から吹く風を遮る事ができます。
また、破風がなければ屋根内部の構造が丸見えになってしまいます。
板を張る事で雨水の侵入を防ぎ、見た目をスッキリとさせます。
写真の左は中塗り、右は上塗りの様子です。
塗装の劣化を放置すると破風が破損したり、大掛かりな工事が必要になる事があります。
そうなれば余計にコストがかかり、お住まい全体の寿命を縮める事にもなりかねません。
破風も大事なお住まいのパーツの1つなので、定期的に塗り替え、雨風や紫外線のバリアーを張ってあげましょう。
「外装リフォームで失敗しないために」は、こちらのページです。
窓の木部化粧板の塗装 中塗り・上塗りと重ね塗りをする理由
続いて窓の木部化粧板の中塗り・上塗りの様子をお伝えします。
塗料はシルビアNADシリコンで塗装をしました。
左が中塗り、右が上塗りの様子です。
中塗り・上塗りは基本的に同じ塗料を使って重ね塗りをします。
上塗り塗料1回目の塗装が中塗り、上塗り塗料2回目の塗装が上塗りです。
中塗り・上塗りではなく上塗り1回目、上塗り2回目という業者もいますが、全く同じ工程です。
「同じ塗料なら1回の塗装でいいのでは?」と思われるかもしれません。
1回の塗装で厚い塗膜を作ろうとすると、どんなに熟練の職人でも必ずムラができます。
ムラができるのは耐候性の高い所、低い所ができてしまいますし、見た目にもよろしくありません。
2回に分けて塗装をする事で均一な厚みの塗膜ができるのです。
こちらの「外壁塗装工事に工程とは?工事の順番は?」のページでも中塗り・上塗りについて詳しくご紹介しています。
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