伊勢原市のI様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
今回は、軒天の塗装の様子についてお伝えします。
軒天も付帯部の1つで、お住まいの重要なパーツです。
「付帯部って何?」と思われたら、前回の現場レポートでご紹介していますので、ぜひご覧ください(^^)/
前回の現場レポート→「伊勢原市 I様邸 屋根塗装・外壁塗装 付帯部とは何のこと?」は、こちらのページです。
軒天ってどこのこと?
軒天は軒裏天、軒裏、軒天井、上げ裏ともいいます。
『でんでんむし』と言うか『かたつむり』と言うか、みたいなもので同じもので複数の名称がある、というのは建築業界のあるあるです。
軒天は、軒の裏側の天井をいいます。
建物の下に立って見上げた時に見える天井です。
雨やどりの時に見る事が多いですね。
軒天は劣化するとどうなる?
軒天は劣化すると以下のような症状が発生します。
カビや藻の繁殖
軒天は日が当たりにくいので湿気がこもり、カビや藻が発生しやすい場所です。
カビや藻は緊急性は高くありませんが、放置し続けると雨漏りに発展する恐れがあります。
塗装工事ではカビや藻を落としてから塗装をします。
軒天の剥がれ・穴空き
木材系や化粧板の軒天によく見られる症状です。
この場合は塗装では補修できないので、張り替えになります。
そのままにしておくと雨水、害虫、害獣が侵入する恐れがあるので、早急に対処が必要です。
シミ
軒天にシミが出来ている場合は雨漏りのサインかもしれません。
塗膜が劣化して耐水性が低下した事によるシミであるケースもありますが、軒天の内部に雨水が侵入している可能性もあります。
いずれにしろ、調査をご依頼される事をオススメします。
当社の屋根・外壁無料診断では軒天などの付帯部も調査させていただきます。
ロックペイント『エバーロック』で塗装をしました!
軒天には付着性に優れ、透湿性が良く膨れや剥がれが生じにくいロックペイントの『エバーロック』で塗装をしました。
こちらは1回目の塗装の様子です。
1回目を塗装した後は、2時間以上(寒い時期は4時間以上)の乾燥時間を設ける必要があります。
今回、2回目の塗装は次の日に行いました。
こちらは2回目の塗装の様子です。
軒天は屋根や外壁と違って、上を見上げて塗装しなければならないので技術が必要です。
集中しすぎて、首が痛くなる事もあります(>_<)
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