シーリング(コーキング)は、家を水の侵入から防ぐために、あらゆるところで使用されています。浴室やキッチンなどの水まわりにも使われていますし、屋根や外壁の部材の取り合い箇所には、必ずと言っていいほど使われています。
しかし、屋根や外壁をリフォームする際、このシーリングは重要視していない方も少なからずいらっしゃいます。家の寿命を縮めるのは水分です。水分の侵入を防ぐシーリングは、実は非常に重要なのです。
シーリングのこんな症状
ありませんか?
シーリングのヒビ
築5年ほどで特に南側の外壁にはヒビが見られることが多いです。
剥がれ、落下
シーリングが剥がれていたら、雨漏りがすでに発生しているかもしれません。
隙間がある
シーリングの隙間からも雨漏りは発生します。早めのメンテナンスをおススメします。
シーリング(打ち直し)の手順
1.古いシーリング材の剥離
カッターなどを使用して、取り除いていきます。
2.プライマーの塗布
シーリング材と外装材の接着を高めるプライマーを塗布します。
3.シーリング打ち
養生をしたうえで、シーリング材を注入し、刷毛でならしていきます。
4.乾燥
終わったら、乾燥させ、養生テープをはがして完成です。
シーリングは増し打ちではなく
打ち直しを!
シーリング工事には『増し打ち』と『打ち直し』があります。増し打ちは、既存のシーリング材の上に、新しいシーリング材を補充する方法、打ち直しは、古いシーリング材をすべて撤去して、新たに打ち直す方法です。
基本的に当店では、シーリングは打ち直しを推奨しています。増し打ちは、コストは抑えられますが、防水の要でもあるシーリングが先に劣化するような施工はしません。
また、寒暖差で外装材は伸縮するため、2面接着にするなど、シーリング工事も耐久性にこだわった施工をしています。
おススメのシーリング材
ニチハ プラチナシール
ニチハのプラチナシールは、メーカーの15年保証が付いた超高耐久シーリング材です。
新築の外壁材、屋根材メーカーが15年の保証を付けるシーリング材ですから、その耐久性はお墨付きです!
スーパーKMEWシール
ケイミュー社の高耐久シーリング。こちらの、スーパーKMEWシール40という製品は、促進耐候性試験で40年相当でもひび割れないという超高耐久なシーリング材です。柔軟性があるシーリング材は、地震の時の衝撃も吸収します。
地震などによっても、シーリングの破断は発生します。高耐久の柔軟性の高いシーリング材を施工することで、外装全体の耐久性、防水性も高まります。リフォームの内容に応じて、一番ベストなシーリング材をご提案しますので、ご気軽にご相談ください。