飛来物で瓦が割れたり、経年劣化で漆喰が落下して来たら要注意です。
瓦の割れは、そのまま雨漏りに直結しますし、漆喰の落下も、すぐに雨漏りするわけではありませんが、漆喰が剥がれたことにより、瓦がずれたり、漆喰の下にある土が雨で流れてしまったりすると、雨漏りに弱い屋根になります。
そうなる前に、症状が軽いうちに修繕してしまうのが、とても大切なのです。
こんな
ありませんか?
瓦屋根が割れている
落下物や、雹、TVアンテナの倒壊などで、瓦屋根が割れている場合は、早急な交換、処置が必要です。
漆喰が剥がれて落下
漆喰の寿命は15~20年ほど。剥がれると、その下の土が流れて雨漏りの原因となります。
瓦がずれている
瓦がずれていると、地震や強風で瓦が落下するリスクがあります。そうなる前に処置が必要です。
瓦屋根の補修工事
割れた瓦の差し替え
割れた瓦の交換を1枚から対応致します。
8,000円/枚〜
漆喰の詰めかえ
漆喰を新たに詰めなおす補修を行います。
4,500円/m〜
棟瓦の取り直し
瓦のズレ、漆喰の剥がれがひどいときは、棟瓦の取り直しを。
5,000円/m〜
ご自宅の瓦はどんな種類ですか?
粘土瓦(日本瓦)の場合
粘土瓦の耐久性は非常に高く、耐用年数は「60年~80年」といわれています。また、基本的に塗装は不要なものが多く、基本的には、瓦や漆喰を補修していれば、長期間安心できます。
しかし、唯一の欠点として屋根が重くなることがあげられます。そうすると、地震や強風で、瓦がずれてしまったり、落下してしまうことがあります。
セメント瓦、モ二エル瓦の場合
セメント瓦、モ二エル瓦の場合、セメントを原料とした瓦の耐用年数は「30年前後」といわれています。セメント系の瓦は外側の塗装が剥げると、防水効果が薄れて、ひび割れが生じ、雨漏りの原因になることもあります。
また、設置から10年以上経過していると、廃盤になり、同じ型、同じ色の在庫がなくなるケースもあります。
ご存じですか?瓦屋根の強風対策が義務化されます
【引用元】政府広報オンライン(https://www.gov-
online.go.jp/useful/article/202110/1.html)
新築住宅の瓦屋根の強風対策が令和4年(2022年)1月から義務化されました。
<以下、政府広報オンラインより抜粋>
瓦屋根の住宅にお住まいの皆さん、屋根の強風対策は大丈夫ですか?令和元年(2019年)に発生した令和元年房総半島台風(台風15号)では住宅の瓦などの屋根材が飛ばされる被害が多数発生しました。そこで、建築基準法に基づく瓦屋根の留付けの基準が改正され、令和4年(2022年)1月から新築の住宅について全ての瓦の固定が義務化されます。
<抜粋ここまで>
新築住宅が対象ですので、既存の住宅に特別罰則があるわけではありません(2022年時点)が、義務化された背景には、やはり台風被害があります。
『じゃあ台風や地震に備えて、瓦を固定しよう!』と、安易に瓦の固定をするのはリスクもあります。瓦屋根の下に野地板がなく、防水シートのみの場合は、瓦を固定するねじを打つことで、防水シートに穴が開いたり、切れたりして、そこから漏水するリスクがあるのです。
そうならないよう、まずは当社の屋根・外壁無料診断をご利用ください。